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24 June 2010

ELIS復活祭 北陸先端科学技術大学院大学にて今夏開催!

国産LISPマシンELISの設計者である、JAIST副学長日比野先生が、この夏、ELISの復活祭を企画されています。 復活祭には、竹内先生をはじめ、TAO/ELISに関わった方々に多数ご講演いただきます。 会場が石川県とちょっと遠いですが、小旅行気分で、ぜひぜひ多くのLISPファンのみなさまにご参加いただきたいと思います。(yshigeru)

日時:8/7(土)~8/9(月) 場所:JAIST(石川県能美市) 詳細と参加申し込みは、ELIS復活祭ページをご参照下さい

ELIS復活祭へのお誘い

北陸先端科学技術大学院大学 日比野 靖

LISPマシンELISは、1979年にその構想を得て、1984年にプロトタイプ機 が完成、引き続きVLSI化に着手し1986年に完成、翌1987年から、NTT-IT 社よりELISワークステーションとして発売されました。

ELISは竹内郁雄氏発案のLISPを発展させたマルチパラダイム言語TAOが実 装されています。

TAO/ELISの開発プロジェクトは、独自のアーキテクチャを持つマシン上 で、独自の言語(TAO)を始め、マルチユーザペレーティングシステムから ネットワークシステム、ウィンドウシステム等のユーザインタフェース までを、トータルに開発する一大プロジェクトでありました。

‘80年代後半は、バイポーラテクノロジから高速CMOSテクノロジへの 転換期であり、コンピュータのダウンサイジングが始った時期でもあります。

それから25年、四半世紀が経った今、今日の原点に当る時代のテクノロジを 復活させてみることが、今後のコンピュータの発展の方向を考えるきっかけ になればと考え、ELIS復活祭を企画いたしました。幸い、多くの関係者のご 賛同とご協力を得まして、みなさまにご案内できる運びとなりました。

復活イベントでは、単に、北陸先端大JAISTに保存されているハードウェア に火を入れるだけではなく、当時開発に携わった人々が、何を考え何をしよ うとしていたかを語っていただこうと考えいます。また、LISPを原点とする 今日のプログラミング言語に関する話題を広くとりあげたシンポジウムを開 催いたします。奮ってご参加くださるようお願いいたします。

特に若い人たちの参加を期待しております。

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